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「サビ」が発生したら…?
こんにちは☺
前回のブログでは、外壁のメンテナンスのひとつとして
汚れを落とすことの重要性をお伝えしました。
今回はそれに続いて、気になるサビについてお話します。
一口にサビといっても、いくつか種類があるのですが
その中でも、建物の寿命に大きく関わる代表的な3つを紹介します。
◇赤サビ◇
外壁にできるサビで、最もイメージしやすいものかと思います。
見た目は赤茶色っぽく、鉄や水が空気に触れることで酸化し、発生します。
劣化が進むと、外壁がぽろぽろと崩れたり、穴があいて雨水が入り込むようになります。
その結果、雨漏りや建物内部の柱や梁の腐食、シロアリの発生などにつながるため注意が必要です。
さらに、進行・拡大スピードが速いので、早めの対処が望ましいサビです。
◇白サビ◇
亜鉛メッキの表面が酸化することで発生します。
外壁では、屋根材として使用されているトタンなどによく見られ、
チョークのような白い粉末状のサビとして確認できます。
白サビが発生するということは、表面の塗膜が剥がれ、メッキ層が露出している状態を意味します。
このメッキ層が薄くなってしまうと、次第に鋼板が露出し
最終的に赤サビへと進行してしまいます。
◇もらいサビ◇
例えば、キッチンにアルミ缶を放置したり、浴室にカミソリやヘアピンを置いたままにしておくと
いつのまに茶色いサビ汚れがついてしまうことがありますよね。
これがもらいサビです。
外壁においても同じことが起こります。
外壁自体にサビがなくても、周辺の金属製品(自転車・シャッターなど)に発生したサビが付着することで
外壁にもサビが広がってしまいます。
放置すると全体にひろがり、最悪の場合、穴があいてしまうこともあります。
サビが発生してしまったら?
外壁にサビが発生した場合、以下のような補修を行います。
①洗浄
高圧洗浄機を使用し、汚れをしっかりと落とします。
②ケレン処理
サンドペーパーやワイヤーブラシなどを使って、サビを除去していきます。
この作業を行うことで、塗料の密着性が向上し、寿命の延長や美観の維持につながります。
③サビ止め塗布
サビ止め塗料を塗ることで、金属の腐食を防ぎます。
④中塗り・上塗り
サビ止めがしっかり乾いたら、仕上げの塗料を塗布して完成です。
サビの進行が進むと、建物の腐食につながる可能性があります。
特に赤サビは建物の寿命に大きく影響するため、早めの対策が重要です。
「外壁にサビが出ているかも…?」と気になったら、
ぜひ一度ご相談ください☺!