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外壁材によって塗装方法や塗装時期は違うの?!
こんにちは
国内のコロナウイルス感染者数が連日増えており、「第3派」に入ったと言われています。
引き続き感染対策に努めなければですね。
今日は、外壁材によって塗装方法や塗装時期は違うの?!
についてご説明します。
どんなお家でも必ず外壁のメンテナンスは必要になります。
その時のためにご自宅の外壁の種類くらいは知っておきたいですよね。
ご自宅の外壁の種類を知れば、メンテナンスに対する理解度も深まるし
お手入れの重要さも分かると思います。
外壁材の種類と特徴
一般的な戸建て住宅に使われる外壁材は種類が多いものの、市場シェアの70%以上が窯業系サイディング
です。2位がモルタルで10%程度、3位が金属系サイディングで9パーセント程度、ALCが3%程度です。
◆ 圧倒的シェアを誇る窯業系サイディング
セメントなどが混ぜられて作られた板状のボードです。寒い地域でよく発生する凍害と言われる症状に弱く
きちんとメンテナンスをしないと長持ちしません。
[起きやすい劣化]
コーキングの劣化、サイディングボードの反り、チョーキング現象(壁に触れると手に粉が付着する現象)
ヒビ割れや剥がれ、色あせ、藻やカビ
[寿命・メンテナンス]
寿命 : 30~40年
メンテナンス :8~12年に一度の塗装(頻度は塗料の種類による)
反りや浮き、破損が生じた場合には、重ね貼り(上から新しいサイディングを重ねて固定すること)
や張り替え(古いサイディングを新しいサイディングに交換すること)を行う
◆ 目地がないシームレスな外壁が実現できるモルタル外壁
セメント・石灰・砂などを水に混ぜて作られた外壁です。築30年近い建物はモルタルが使われている場合が
多いです。塗料の効果が切れるとモルタル部分に対して、ヒビ割れなどの劣化が起りやすくなります。
[起きやすい劣化]
チョーキング、塗膜の剥がれ、ヒビ割れ、色あせ、藻やカビ
[寿命・メンテナンス]
寿命 : 30年前後
メンテナンス 8~10年に一度の塗装(塗料の種類によります)
◆ 最近シェアが増えつつある金属系サイディング
スチールやアルミなどの金属素材をもとに作られた板状のボードです。
金属であるためサビの発生などはありますが、断熱・防火などすぐれた機能を持っています。
[起きやすい劣化]
チョーキング現象、色あせ、サビや傷、破損や穴、塩害によるひび割れや剥離
[寿命・メンテナンス]
寿命 : 30~40年
メンテナンス :10~15年に一度の塗装(塗料の種類による)
浮きや反りが生じた場合には、重ね貼り(上から新しいサイディングを重ねて固定すること)
や張り替え(古いサイディングを新しいサイディングに交換すること)を行う
傷やひび割れ、剥離、サビなどが生じた場合には、状態に応じた補修を速やかに行う。
傷を放置するとサビの発生につながる
◆その他の外壁材
割合は少ないですが、他にも様々な外壁材があります。戸建て住宅などに普及しないのは費用が高かったり、
古くから日本で使われてきた漆喰や土壁などは施工できる職人も減っています。
目地とタイルが一体化しておらず、違う素材が使われている
●木製サイディングの見た目のポイント!
天然木を切り出して加工したものなので見分けるのは容易
湿度の調整機能に優れているが防水性が低い。施工できる職人も激減しているので年々高価になりつつある。
シームレスな外壁でなおかつ塗装などがされていない。漆喰は白、土壁は土色と素材そのままの色をしている。
外壁は日頃から雨風や直射日光にさらされている部分なので、定期的なメンテナンスを行うことが大切です。
タイルやレンガなどの一部を除いて、外壁に塗装は必須のものなのです。
たとえば、圧倒的なシェア率を誇る窯業系サイディングの耐久年数は30~40年ですが、大きな欠点は防水性のなさです。
この欠点は表面を塗料で守ること(塗装)でカバーできますが、塗装が寿命で剥がれた状態を放置すると、外壁材が
雨水で傷み耐久年数が落ちてしまいます。
塗装の際に必ず必要になるのが塗料選びと色選びです。
塗料は幅広い種類があり、ものによってコストや機能が大きく違います。
また、塗料の色によってお家の雰囲気が随分違います。
「10年に一度は色を変えて楽しみたい」などの希望で塗装を依頼するお客様もいらっしゃいます。
次回は弊社でも行っているカラーシュミレーションについてお話しますね。
江戸建装では無料見積りとカラーシュミレーションの作成を行っております。
お気軽にご相談ください。
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