スタッフブログ
見落としがちな屋根瓦の漆喰劣化
こんにちは。
気が付けば9月も半ばすぎ、朝晩は涼しくなり秋の気配が近づいてきました。
弊社は9月決算のため、忙しい季節です。
さて今回は、屋根瓦の漆喰工事についてです。
屋根に使われている材料は大きく分けると
粘土瓦、セメント瓦、スレート瓦、金属系
の4種類に分けられます。
ご自宅の屋根が、粘土系 いわゆる昔ながらの
瓦屋根の方は
屋根瓦の漆喰が劣化している!!
と言われたことはないですか?
「そもそも瓦の漆喰ってどの部分?」
「補修が必要な劣化なの?」
と疑問に感じているのではないでしょうか。
瓦の漆喰はあまり目立つところではないので、
劣化していると言われても具体的に想像しにくい
ですよね。
漆喰は築7~10年ほどで劣化し始めるので
定期的な点検や補修が必要な部分になります。
まず漆喰というものがどこの部分でどんな役割
があるのか分からないと、補修の必要性も理解
しづらいと思います。
1 漆喰とは
石灰が主成分の建材で、防水や接着の機能が
あります。
屋根の頂上の瓦と瓦を接着し固定して、さらに
瓦の内側に水が浸透するのを防いでくれています。
2 補修が必要な劣化症状
漆喰の黒ずみ
外に出て屋根の棟や隅棟の漆喰を眺めてみると、
なんとなく黒ずんでいることがあります。
中には真っ黒で、漆喰があるのかどうか判別が
つきにくいこともあります。
これらの黒ずみは、漆喰に生えているカビやコケ
が原因です。
これらのカビやコケは、一度生えてしまうと漆喰
の中に根を張り、漆喰の表面についた雨水を、
どんどん奥へと吸い上げてしまいます。
そうすると、漆喰の劣化はさらに進み、カビや
コケを繁殖させるという悪循環になってしまい
ます。
漆喰の剥がれ
屋根から漆喰が剥がれ落ち、庭先で見つかる
というようなケースもあります。
漆喰の内側にある葺き土という、瓦と下地、
瓦と瓦を接着の役目をする土と漆喰が劣化に
よって剥がれてしまうのです。
劣化したまま放置してしまうと、雨が入り込んで
雨漏りの原因になったり、欠けた漆喰が雨どいに
詰まり水はけが悪くなってしまう場合があります。
漆喰工事のできる腕のある職人は、近年減ってきており、安心して工事を任せられない!というお話もよく聞きます。
弊社では、経験豊富な職人が外壁塗装屋根塗装はもちろんのこと、漆喰工事も承っております。
屋根の補修のみ、どうせ足場をかけるなら外壁塗装も、
とお客様にあったプランで提案させて頂きます!
江戸建装では、外壁に詳しいプロの職人がお客様のお家の状態を隅々まで点検致します。
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