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気温5度未満!で工事中断
こんにちは
今週は日中も気温があまり上がらず、とても寒い日が続いていますね。
気温が5℃未満になる場合は、塗装に不適切と言われています。
日本建築学会が発行している「建築工事標準仕様書・同解説 JASS18塗装工事」には
塗装場所の気温が5℃未満、相対湿度が85%以上もしくは換気が適切でなく結露する等
によって塗料の乾燥に不適切な場合は、原則として塗装作業に着手しない。
と示されています。
【5℃未満だとなぜ塗装できない!?】
1.塗料が固まるのに時間がかかる
塗料が固まるまでの間は、まだ塗装が完成していません。
この固まろうとしている間に、埃がついたり、水滴がついたりしてしまうリスクが
高まります。
塗料は化学反応を利用して、塗膜(塗装でできた膜)を形成していきますが、その塗膜
形成の過程は非常に複雑であり、これらの反応が適切に完了するまでは塗膜が形成
されません。
2.結露が発生しやすくなる
塗装前の外壁や屋根が結露で濡れている状態では、塗装ができません。
塗装後のまだ硬化が完全に済んでいない塗膜に結露が発生してしまうと、塗膜の流れ、
防錆硬化の低下が起きる可能性があります。
塗膜が流れなかったとしても、結露が発生すると硬化しきっていない塗料に水分が染み込んで
もやがかかってしまったような「かぶり」という現象も発生しやすくなります。
この地域で日中の気温が5度以下になる日はそう多くありません。
とはいえ、今週は過去にもまれにみる寒さです。
江戸建装では今週、塗装以外の工事を進めています。
・高圧洗浄
・倉庫内で塗装可能な雨戸など付帯物の塗装
外壁の塗膜をしっかり形成するためには、気温と湿度に気を付けることがとても大切です。
特に気候条件については定められた温度より数度低いだけでも施工不良が起きてしまう
危険性が高まるため、弊社では工事の中断をしています。
江戸建装では、外壁に詳しいプロの職人がお客様のお家の状態を隅々まで点検致します。
お客様にあったプランで、お見積もり段階からアフターフォローまで!
お悩みを確実に解決いたします!
外壁塗装なら江戸建装