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磐田 外壁塗装 / 外壁にはえる苔 これってなんで?
こんにちは。
朝晩の冷え込みが急に激しくなってきましたね。
最近は風も冷たくなり過ごしやすくなってきました。
季節の変わり目!体調管理はしっかりしましょう!。
さて、今回のブログは「外壁にはえる苔」についてご紹介いたします。
家を建てたばかりの頃や塗装したばかりの頃は外壁が綺麗だったのに
年数が経つにつれて外壁が緑色に変色してくる場所が出てきた!なんてことはありませんか?
それ、苔なんです!
外壁にもはえるんです、苔って、、、厄介ですよね。
苔や藻は成長すると建物の美観を損なうだけはなく、
害虫だけなどのトラブルに繋がってしまうケースもある為定期的に掃除することが大切です。
では、何故外壁に苔が生えてしまうのかをご紹介いたします。
外壁に苔が出来る原因とは?
外壁に映える苔や藻は主に、隣家との外壁が近く湿気の多く逃げにくい場所や
すぐ横擁壁などがあり日当たりの悪い場所に多く見られます。
外壁に苔や藻を発生させないためには外壁に湿気や水分を蓄積させないようにすることが大切ですが
意外な条件で個の湿気が蓄積されてしまいます。
①周囲の自然環境からくる原因
湿度が高くなりやすい環境の家は、苔や藻が成長しやすくなります。
特に樹木や森、川が近くにある場所では湿度が高くなります。
空気中に漂うコケや藻の胞子が外壁に付着しやすい環境になります。
現在お住まいの場所がそのような環境下にある場合は、要注意です。
②日当たりや風通しによるもの
日当たりや風通しが悪い場所、例えば高い塀に囲まれて日当たりの悪い場所や
隣家との密接している住宅街などではコケや藻が発生しやすくなります。
家の裏側の外壁に苔や藻が出来やすいのもこの理由からです。
③築年数の経過によるもの
築年数が経過して外壁表面の塗膜の硬化が薄れた場合もコケや藻が発生しやすくなります。
通常、家の外壁材にはあらかじめ防水加工のある塗料が塗られていますが
経年により塗料の硬化が薄くなると、苔や藻が発生しやすくなるのです。
④生活環境による原因
過度な空調機器の使用により室内外に大きな気温差が発生すると外壁に結露が発生します。
前述の条件と重なる事でこの結露が乾ききらない状態が続くとコケや藻が発生しやすくなります。
地域的に暑さ、寒さが激しく、エアコンの使用期間が長い場所に住んでいる方は要注意です。
いかがでしたでしょうか?
様々な要因からコケや藻が発生してしまう事が理解できたと思います。
では、そのコケや藻は放置しても良いのか?という観点のお話をします。
チョーキングやクラックなどは外壁の劣化症状として分かりやすいですが
苔や藻は発生しても放置して良いのか?
答えは、、、放置せず取った方がよいでしょう!
ではなぜ取った方が良いのかという理由をお話していきます。
外壁のコケを取るべき理由
①外壁内への浸水や建物躯体の劣化につながる
苔や藻は湿度の蓄積が原因で起きてしまう事はご紹介した通りですが
苔自身も湿度を保ち続ける性質がある為、一度発生してしまうと
外壁に水分が付着し続けた状態になります。
この水分が多い状態が続くと、金属系サイディングでは錆に繋がり
窯業計サイディングの場合はコーキングの劣化へと繋がってしまいます。
外壁材やコーキングの劣化が進むと外壁内の内側に湿気が入り込み躯体の腐食などに繋がり
住まいにダメージを与えてしまうのです。
②苔や藻がアレルギー源に繋がってしまうケースも。
外壁に苔や藻が蓄積し、外壁の内側に湿気が溜まってしまうと起こるのがカビ問題です。
苔自体は健康に支障をきたしてしまうケースは一般的に低いを言われていますが
カビが発生することでアレルギー等の疾患に繋がってしまう恐れがあります。
また、ダニやヤネホソバという有毒害虫の発生に繋がることもありますので注意が必要なのです。
いかがでしたでしょうか。
たかが苔、されど苔、、、。
放置してしまうと、外壁塗膜にも人体にも悪影響を及ぼす可能性があることがご理解いただけたかと思います。
弊社では、外壁に付着した苔の相談も承っております。
しかし、注意して欲しいのが、いくら高圧洗浄をしたといっても、外壁塗装を行ったとしても
苔を根絶やしにすることは出来ません。
前述したとおり、同じ環境下にあれば再度苔が発生してしまいます。
なのでお客様自身でも気付いたときに苔をお掃除するのが大切です。
何か些細なお悩みでも構いません。
まずはお気軽にご相談してください!
外壁塗装は江戸建装。