スタッフブログ
塗料の艶ってどっちがいいの?
こんにちは。
12月も中旬になりました!
本当に12月なの?!と思うくらい温かい日もありますね。
寒暖差が激しすぎて体調も崩しやすくなりますのでお気をつけください。
さて、今回のブログでは外壁の塗料の艶についてお話出来ればと思います。
塗り替えの際塗料や色だけ考えればいいものだと思っていませんか?
実は色の次に印象を左右する「外壁の艶」。
今回はそんな外壁の艶の豆知識をご紹介していきたいと思います!
まず、3つ皆様が気になっているであろうことを書き出してみます。
「外壁の艶アリと艶消しの違いって何?」
「艶アリと艶消し双方のメリットとデメリットは?」
「業者さんに艶を相談する際どうやって伝えればいいの?」
こんなところでしょうかね。
では1つずつ豆知識も踏まえてご説明していきたいと思います。
では①「艶アリと艶消しの違いってなに?」
光を綺麗に反射するものを「艶アリ」
周りのお家と比べて「お!あの家塗りたてだな」と分かりやすいものが艶アリです。
逆に、光の反射が少なくマットな仕上がりになるのが艶消しとなります。
※艶アリ、艶消しの明確なちがいはないんです。
外壁の塗料は「光の反射が多い塗料と光の反射が少ない塗料の2つだけ」
という訳ではないんです、基本的に多くは下記5段階に分かれます。
・艶あり
・7分艶
・5分艶
・3分艶
・艶消し
見てお解りになるかもしれませんが、艶だけでもこれだけあるんです。
では先ほど艶アリ、艶消しに明確なちがいはないと言った理由を説明します。
例えば「3分艶」ですが、艶アリというにはマットな仕上がりですが
艶消しと呼ぶには光を反射しすぎます。
つまり、艶アリ、艶消しというのはイメージしやすくするための
表現に近い言葉であるため、明確なちがいはない。ということです。
同じ塗料でも艶アリと艶消し、両方出来ます。
艶アリの塗料に調整剤を混ぜることで艶消しにするという技もあります。
調整剤を混ぜることで外壁の表面に小さな凹凸ができ、
光を反射しにくくするので艶消しになるという原理ですね!
しかし、調整剤を入れた後では塗料の強度が落ちてしまうので注意が必要です。
次に②「艶アリと艶消しのメリットとデメリットは?」
艶アリのメリット・デメリット
〇汚れが付きにくい
〇外観の印象が良くなる
〇対候性がある
×数年で艶が消える
×ピカピカしすぎる
艶消しのメリット・デメリット
〇控えめなオシャレ感がでる
〇艶の変化が少ないので外観に変わりが出ない
×汚れやすい
×対候性が低い
ざっとこんな感じです。簡潔にまとめると
★艶アリは汚れにくいが艶消しは汚れやすい
★艶アリは対候性が高いが艶消しは対候性が低い
★艶アリは数年で艶が消えるが艶消しは艶の変化がそもそも少ない
★艶アリはピカピカしすぎることもあるが艶消しは控えめな良さがある
両者それぞれメリット・デメリットはあります。
どちらにするかはお客様の好みとなりますので業者さんに相談するのが
やはり一番いいのかもしれませんね。
ちなみに江戸建装は両者のメリットを効率よく取るため3~5分艶が多いです。
最後に③「業者さんに艶の相談をする際どう伝えればいいの?」
ですが上記にも記載した通り一番は
お客様自身のイメージと艶の好みを伝える。
これが最善かと思います。
ある程度の塗装業者さんであればイメージを伝えれば
それにそった艶の提案をしてくれると思いますので
まずは自分の意思を伝えるのが大事です。
外壁塗装でお客様が一番大事にするのはやはり色や外観、機能性だと思いますが
「艶」という選択肢を加えるだけで自身のイメージにより近づくことが
出来ると思います、意外と大事だったしますよ!艶って!!
弊社ではお客様のイメージにより近づけるべく
カラーシュミレーションなどを使用するなどして一緒に作っていくことを
大事にしております。
沢山のお問い合わせお待ちしております。
外壁塗装は江戸建装。