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磐田 塗装 / 屋根の縁切り作業の重要性
こんにちは。
9月も終盤になりました。
まだまだ暑い日が続きますね、、、
暦の上では秋のはずなのに熱中症警戒アラートがなる異常気象です。
今週の温度も平年より3~5℃ほど高いようですので
皆様変わらずの熱中症対策を忘れずにしましょう。
さて、今回は屋根の縁切り作業の重要性ということですが
そもそも皆様、屋根の縁切り作業がどのようなものかご存知ですか?
縁切り作業はいわゆる屋根の下地調整をする際に行う工程で
カラーベストやコロニアルと呼ばれるスレート屋根の施工の際に使用します。
・縁切り作業とは?
スレート屋根の縁切り作業とは毛細管現象を抑えることを目的とした工程で
一般的にはタスペーサーという部材をスレート屋根の繋ぎ目に差し込んで設置していく工事になります。
毛細管現象とは細かな隙間に水が入り込んでしまう現象で
スレート屋根の場合にはつなぎ目のわずかな隙間が毛細管現象の発生しやすい場所になってしまいます。
吸い上げられた水分はスレート屋根の裏側にまで達してしまいますので雨漏りの原因になりかねません。
ただし、屋根材の下のは防水紙が敷かれているのですぐに雨漏りに繋がってしまう事は少ないですが
経年劣化によって防水紙も劣化していきますので
じわじわと滲むように雨漏りが進む事により発見が遅れてしまいます。
その間、屋根の下地である野地板や垂木は常に湿気を帯びた状態になるので劣化も進んでしまいます。
毛細管現象のわずかな隙間から入り込んだ水分がメンテナンスが遅れてしまう事で
屋根の構造材まで傷めてしまう原因になりかねません。
・タスペーサーの役割とは
下地調整の段階で行うタスペーサーの設置によって毛細管現象の発生を抑えることができます。
通常通りに屋根を塗装してしまうとわずかな隙間が出来てしまいますが
タスペーサーを設置することで人為的に広めの隙間を確保することが可能になります。
しっかりと隙間を確保することで毛細管現象の発生を抑え雨漏り防止の対策としても効果を期待できます。
いかがでしたでしょうか。
屋根塗装、外壁塗装といってもこういった細かな下地調整がないと綺麗な仕上がり
そして安心できる施工にはつながりませんよね。
人件費材料費から考えてこの作業を行わない業者が存在するのも残念ながら事実です。
江戸建装はお客様の安心できるお家づくりをサポートする塗装専門店なので
こういった作業は写真をみて分かって頂けるように絶対に欠かしません。
年内の枠も徐々に少なくなってきました。
もし、外壁塗装を悩んでいる方がいらっしゃいましたら是非お気軽にお早目のお問い合わせを!
外壁塗装なら江戸建装。